2017年04月21日

ビブリア古書堂の事件手帖4

作者は三上延。

【本の帯】

珍しい古書に関係する、特別な相談ー謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。

その家には驚くべきものが待っていた。

稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。

それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。

金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。

そして、深まる謎はあの人物までも引き寄せる。

美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだがー。

【読後感想文】

先にこの本を紹介した時には、「カフーを待ちわびて」とか「食堂かたつむり」「つるかめ助産院」「神去なあなあ日常」のようにホンワカしたオムニバス物語だ…みたいなことを書いていました。

確かに3巻までは、古本屋さんに持ち込まれる本をめぐるホンワカした物語。

鎌倉を舞台にした優しい物語。

人と人との温かな関係を描く癒しの物語だったことに間違いはありません。


しかし、4巻目は違っていました

登場するのは江戸川乱歩の作品ばかり。

謎は謎を呼びスリリングに話が展開します。



3巻までは短編のオムニバス小説でしたが、今回は長編の本格推理小説に出来上がっています。

そして、実に楽しいのが江戸川乱歩に登場する怪人十二面相みたいな人物が絡んできます。

主人公のもとから、10年前に突然姿を消した母親です。


もう一人の主人公である古書堂のアルバイト青年もいっしょに、母親に翻弄されてしまいます。

また、二人の主人公の恋の行方もますます面白くなってきます。


7巻まで発刊されているんですから、読んだ人々が必ずリピーターになってるということでしょう。

人気のほどがうかがえるというものです。



本のカバーに騙されてはいけません。

少女雑誌のようなイラストですから、チャライ物語のかと思ったら大間違いです。

はまってしまいますよ。

ご注意ください。



ただいま、第5巻を読み始めたところです。

後日、ご紹介します。

こうご期待!というところです。




posted by 田沼 at 06:45| Comment(0) | 読書のススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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