2017年11月19日

最後の証人 一発逆転を狙う弁護士の物語 

作者は柚月裕子。


【本の帯】

元検察官の佐方貞人は刑事事件専門の敏腕弁護士。

犯罪の背後にある動機を重視し、罪をまっとうに裁かせることが、彼の弁護スタンスだ。

そんな彼のもとに、殺人事件の被告人から弁護依頼が舞い込む。

高層ホテルの一室で起きた刺殺事件。

男女間の愛憎のもつれの末の犯行であり、物的証拠、状況証拠から有罪確実だとみられている。

しかし佐方の本質を見抜く勘が、事件の裏に何かがあると告げていた。

有罪必至の弁護を引き受けた佐方の勝算とは何か。

やがて裁判は驚くべき展開をみせる!

感動を呼ぶ圧倒的人間ドラマとトリッキーなミステリー的興趣が、見事に融合した傑作法廷サスペンス。

『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家による、衝撃の話題作! 

【読書後記】

「検事の本懐」と「検事の死命」は、30歳の主人公、検事の佐方貞人のオムニバスストーリー。

先に発刊した本書「最後の証人」は42歳の主人公、弁護士の佐方貞人のヒューマン&サスペンスストーリーということになっています。


さえ、今回の事件、弁護側にとっては絶体絶命の事件。

検事の一方的優勢で裁判が進み、主人公はただただ尋問を聞いているだけの存在になっています。

どこかに起死回生の隠し玉があるあずです。



殺人事件がある夫婦の復讐劇であることは、裁判と並行して描かれる夫婦の回想シーンで明らかです。

読者は、主人公の一発逆転がいつ登場するかを楽しみにしながら、辛抱強く先を読み進めることを強いられます。


第一回公判、第二回公判と続き、最終弁論が近づくころになると、読者は考えさせられます。

「最後の証人」って誰だ?

二人考えられます。

一人目を選択したとしても一発逆転は難しそうです。

二人目、そう彼なら一発逆転に通じる大証言を得られるかもしれません。

そんな風に先読みするのも楽しい作品です。


「最後の証人」が登場してクライマックスに入る矢先に、作者は読者に張っていた罠を明らかにします。

これまで被告人と思っていた人物が被害者で、被害者と思っていた人物が被告人だったんです。

えっ!えっ!えっ!

なんじゃそりゃあ!・・てな具合です。

その後は、主人公の独壇場となって裁判は決心まで進みます。


さて、主人公には若く美しい事務官が付いていて、時々物語に可愛い姿を現します。

しかし、意外なことに彼女が物語の締めを飾るんです。

泣かせるようなセリフを吐くもんですから、思わず目頭が熱くなってしまいます。


本作品は、第一級のサスペンスでありヒューマンストーリーだろうと思います。




posted by 田沼 at 12:58| Comment(0) | 読書のススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月18日

ポケットがいっぱいの無骨なリュックをGET!

新しいリュックを買いました。

今現在もリュックを使っているんですがね。

町歩き用というか、ちょっとしたハイキング用というか10リットル程度の小さな奴なんです。


ポケットは大きいのが1つ付いているだけなので、旅行用としては「帯に短し、たすきに長し」といったところでしょうか。

洗面用具や常備薬、筆記用具やスマホ、地図、衣類等々を一緒に入れるとごちゃごちゃになっていました。

整理・整頓の為に小分けバッグを100円ショップ買ったんですが、今度は嵩張って衣類やお土産が入りません。
  

そこで、少し贅沢とは思いましたが、新しいリュックに買い換えることにしました。

今までのバックは、町ブラ用やちょっとした旅行用に特化することにします。



さて、新しいリュックはポケットが外側に4つも付いた優れものです。

デザイン性よりも機能性が高い武骨なリュックという感じがします。

さっそく、旅行小物をポケットに入れたら、メインの袋ががら空きです。

まだまだいろんなものがいっぱい入りそうです。

20リットルということでしたが、前のリュックの3倍の容量は確実にありそうです。


値段が張りますのでネットで調べましたが、結局はイヨンと同じ価格でした。

迷わず、イヨンで購入。

生涯で一番高いバック、リュックということになりましたが、満足のいく買い物にもなりました。



posted by 田沼 at 05:48| Comment(0) | ゆる〜い絵日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月17日

千本桜とボーカロイド

ちょっとしたカルチャーショックです。


和楽器バンドの「千本桜」に関しては、以前の記事でお伝えしていたところです。

その話題を若い知人に振ってみたら、「ああ、随分前から有名なバンドですね」と、いとも簡単に既知の話題であることを知らされました。

天地が覆るほどの大発見をしたと思っていたのに、簡単にスルーされたのが、驚き、桃の木、山椒の木といったところです。


さて、この話には続きがあります。

その知人によると、もともと「千本桜」というのは「ボーカロイドの曲で、カバーしたのが和楽器バンドだ」ということらしいです。


待てよ、待てよ。

また分からない単語が出てきましたよ。

ボーカロイド???

始めて聞く言葉です。


知人によると、ボーカロイドというのは「歌を歌うアンドロイド」とかいう意味合いらしく、アニメの映像に機械的な音声を被せたサイトがあるらしいです。

そのサイトを探すと、ナビの音声や電話案内の機械音声のような声で音楽が流れます。

キンキン声に近いく、早口なので何と歌っているのかさっぱり分かりません。

数分も聴いていると頭が痛くなりそうだったので、早々に撤退しました。


和楽器バンドも何を歌っているのか分かりませんが、少なくとも私は演奏の巧みさと歌声の楽しさに引き込まれてしまいます。

今日は、「ボーカロイド」という言葉をはじめて知ったというお話でした。


追伸

別の若い知人に聞いたのですが、ボーカロイドというのは総称で今やいろんな人がYouTubeやニコニコ動画などに投稿しているそうです。

そのカバーをした人の中には、歌専門の「歌い手さん」、踊り専門の「踊り手さん」という住み分けがあって動画市場をにぎやかなものにしているそうです。

新しい情報は、実におもしろく刺激的です。

若い人に刺激を受けるのはいいものです。




posted by 田沼 at 05:02| Comment(0) | 映画とTVとYouTube | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする